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[クライス・フルート・ソロイスツ] Vol.231「ソロライヴ・II〜コンクール」演奏会後記

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    <<クライス・フルート・ソロイスツ公演>>


    Vol.231「ソロライブ・II〜コンクール」
    ◆日 時:2019.7/27
    )7:00p.m.開演(6:30p.m.開場)
    ◆会 場:スペースDo(JR新大久保駅・大久保駅下車徒歩5分)
         TEL.03-3361-2211
    ◆入場料:一般¥2,500− 高校生以下¥1,500−
        (未就学児の入場はご遠慮下さい)
    フライヤー両面拡大画像(デザインはReikoさん
    ◆出 演:Fl.上坂 学平野 景子 Pf.近藤 盟子
    ◆お話し:大竹 亮
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    <本日のゲネプロ>

    ソロイスツVol.231

    ゲネプロです。
    今日は前回同様アンサンブルは1曲だけなので、各々のソロ中心のチェックとなりました。


    <本日の開演〜前半>

    ソロイスツVol.231

    前半はこの3人でお話しを。
    試験の想い出や、試験で演奏する曲の苦労話などなど(思い出したくないような事もありましたけどね!・笑)。

    ソロイスツVol.231

    まずは景子ちゃんでユーと三浦真理さんの作品を。三浦さんの作品の演奏後には、三浦さんを舞台にお招きして一言頂きました。


    ソロイスツVol.231

    そして、私はゴーベール。本当に素晴らしく素敵な曲です。


    <本日のTea Time>

    ソロイスツVol.231

    休憩時間も楽しいひととき、皆さんはワインやジュースを、、、私はもちろん我慢我慢(T_T)
    そんな中、記念撮影を。左から2番目が三浦真理さん、私のお隣は景子ちゃんの先生、竹下先生です。

    ソロイスツVol.231

    実はこのお二人、大学時代の同級生なのです。


    ソロイスツVol.231

    解説の大竹さんと3者会議であります。


    <本日の開演〜後半>

    ソロイスツVol.231

    後半は近藤さんのお話しで開演です。

    ソロイスツVol.231

    後半1曲目は告別ソナタ。

    ソロイスツVol.231

    最後のベルリオーズのトリオ、本当に美しい名曲ですね。

    ソロイスツVol.231

    アンコール後に今一度三浦さんを讃えて。

    ソロイスツVol.231

    終演後の記念撮影。
    撮影は前々回にもお越し下さった塚本さんです。カメラ目線ではありませんがとっても良い感じに撮れていてお気に入りに。流石のセンス、塚本さんであります


    プログラムは以下の通りでした。

    ●ユー:Georges Adolphe Hue
    (1858.5.6.フランス、ヴェルサイユ〜1948.6.7.パリ[90歳] )
     −フルートとピアノのためのファンタジー
     (コンクールのための小品、1913年作曲[45歳]、
      1913年パリ音楽院コンクール[卒業試験]課題曲、Fl+Pf、平野)

     1913年パリ音楽院のコンクール用として作曲されました。コンクールとは日本の音大で言う卒業試験のことで、ヨーロッパの多くの大学では卒業試験はバロック、古典、ロマン派、近・現代から作品を選んだリサイタル形式で、現代作品はその大学の作曲科のプロフェッサーなどがコンクールの為に作曲した曲を提供し、その曲はレッスンをけられません。大学を卒業したらプロとしてやっていくわけですから、世の中の誰も知らない、つまり先入観の無い作品を自分の力だけで創り上げていくというわけです。1879年にカンタータでローマ大賞を受賞しています。


    三浦 真理:みうら まり
    (1960年、東京都生れ)
     −パガニーニへのオマージュ(管楽器ソロコンテスト用に作曲、Fl+Pf、平野)
      I.ジェノバの4枚の絵葉書(主題と変奏1〜3)
      II.薔薇の湖(変奏4)
      III.海〜風と波(変奏5)

     プロアマ関係無く、我々フルート奏者のとってフルート四重奏曲「オモギン(想い出は銀の笛)」は余りにも有名で重要なレパートリーですね。そんな三浦さんのこの作品は、有名なパガニーニの24のカプリース第24番を元に構成された壮大な作品です。若手の為のコンクール用に作曲されたこの作品は、大きく3つの部分に分かれていますが、全体としては主題と5つの変奏から成っていて、受けるコンクールの演奏時間によって任意の楽章だけを演奏たり、変奏を抜粋したりと都合に合わせて自由に演奏する事が出来ます。1曲目の冒頭と第2変奏の最後にはカデンツァも用意され、特に第2変奏最後のカデンツァは奏者が自由にカデンツァを作れるようになっていて(カデンツァとは本来そういうものですが)奏者の技量を発揮出来るように工夫されています。あちらこちらにオモギンのような三浦ワールドの響きがちりばめられていて、奏者としては興奮を避けられない素晴らしい作品です。


    ●ゴーベール:Philippe Gaubert
    (1879.7.5 フランス、ロット県カオール〜1941.7.8 パリ[62歳])
     −フルートとピアノのためのノクターンとアレグロ・スケルツァンド
     (1906年作曲[27歳]、1906年パリ音楽院コンクール課題曲、Fl+Pf、上坂)

     特にフルートを勉強している若手や生徒さん達にはなじみ深いエチュード「タファネル=ゴーベール」のゴーベールです(^o^)。パリ音楽院のコンクールの為に1906年に作曲されています。ゴーベールはフルート奏者ではありますが、それよりも作曲家として、また、指揮者としての名声の方が大きかったようです。単に楽器奏者や指揮者という肩書きでは無く、素晴らしい「音楽家」という肩書きが相応しい人、それがゴーベールでしょう。


     

    −−−−−−−−− Tea Time −−−−−−−−−



    ●ベートーヴェンLudwig van Beethoven
    (1770.12.16ドイツ、ボン〜1827.3.26オーストリア、ウイーン[57歳])
     −ピアノソナタ 第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」
     (1809年作曲[39歳]、Pf solo、近藤)
      I.Adagio 2/4 - Allegro 2/2 : Das Lebewohl [告別]
      II.Andante espressivo 2/4 : Die Abwesenheit [不在]
      III.Vivacissimamente - Im lebhaftesten Zeitmaasse 6/8 : Das Wiedersehen [再会]

     クラシックで一番のビッグネームと言えば、ベートーヴェンでしょう。難聴に悩み有名なハイリゲンシュタットの遺書を書き、英雄ナポレオンを描いた第3番の交響曲、運命、合唱。ピアノソナタもヴァイオリンソナタも室内楽も全てが珠玉の名作揃いです。ピアニストにとってベートーヴェンは、例えベートーヴェンが大嫌いであっても演奏出来なければならない作曲家です。この「告別」ソナタは、近藤さんが大学の入試で弾いた曲だそうです。


    ●ベルリオーズ:Louis Hector Berlioz
    (1803.12.11フランス、ラ・コート・サンタンドレ〜1869.3.8パリ[65歳])
     −宗教的三部作『キリストの幼時』Op.25より、
      第三部:「サイスへの到着」〜第2場(心優しいイスマエル人の住居の中)〜
      第3景「若きイスマエル人の三重奏曲」(その家の子供達の歓迎の音楽)

     (1850〜4年作曲[47〜51歳]、原曲:2Fl+Hrp.、2Fl+Pf)

     我々フルート奏者にとってベルリオーズはコンクールや試験とは無縁の作曲家です。しかし、彼自身がコンクールに熱心で、ローマ大賞には4度目の応募で見事栄誉を勝ち得ました。「幻想交響曲」とそのエピソードは余りにも有名ですが、どうやら少々変わり者だったらしい。最初は親のすすめ(と言うか、命令に近い)で医学を学びますが、勝手に大学を止め音楽の勉強を始めたという記録も残っています。この作品のオリジナルは「2本のフルートとハープ」ですが、大抵のフルート奏者のこの曲とに出会いは、大学のハープ科の綺麗なお嬢様に「ハープ科の試験や発表会で演奏するので共演して欲しい」が多いでしょう、私もそうでした。


    アンコールは次回予告として、ドップラー:ソナタ Op.25(3楽章は有名なアンダンテとロンド)より、第2楽章メヌエット抜粋でした。


    次回は2019.9月15日(日)2:30p.m.公演「ヴィルトゥオーゾ・フルートII」と題し、久々に双木千鶴(なみきちづる)さんをゲストにお迎えし、ソロからトリオの壮大な音楽を特集します。フルートにとって避けることの出来ないドップラーの近年発掘されたソナタ Op.25(第3楽章は有名なアンダンテとロンド)も取り上げます。どうぞお楽しみに!!皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。



    <フルート・コミュニケーション Vol.231>

    コンクール、試験、デビュー


    ソロイスツVol.231 日本の音楽大学では「卒業演奏」と呼ぶのが一般的で任意の1曲を演奏する事で済ます場合が多いようなのだが、ヨーロッパの多くの大学ではリサイタル形式で、最低でもバロック、古典、ロマン派、現代と各時代の曲でプイログラムを組んで演奏する。その「現代」の部分をそれぞれの大学の作曲家のプロフェッサー達が作曲し、その曲はレッスンを受ける事が出来ない。大学を卒業したらプロとしてやっていくわけだから、参考になるような演奏が無い真っ新な新曲を自分の力だけで仕上げなければならない、のだ。これは結構厳しいのだが、やりたいことや枠にはまりたくない人にとっては天国だ。今日はそんな作品達の特集というわけである。

     パリ音楽院のコンクール用に作曲された作品は、その全てが名曲と言って良いほど優れた、素晴らしい作品ばかりで、学生だけで無く様々な名手達がチャレンジしてきた。参考になる演奏が山ほどあるのだが、そんな演奏を聴いてもちっとも役に立たない、やはり自分で仕上げなくてはならない、孤高で自由な作品、なのである。

     私が演奏するゴーベールの作品は、私が音楽大学を卒業してすぐの4月に演奏したきりで遠ざかっていた。それが昨年からマイブームのように燃え始めた。さて、どう料理しようか。

    (ま)




    <本日の打ち上げ>

    ソロイスツVol.231

    今回は関係者だけで打ち上げとなりました。右の列手前は元村松フルート製作所技術者の平田さん、右一番奥は竹下先生のお母様(ピアニスト)です。

    真理さんも竹下先生も社交的でお話し上手、笑いの絶えない楽しい打ち上げでした。真理さんとはこれから色々な場面でコラボ出来ると良いなあと願いました。

    ソロイスツVol.231

    今日は土用の丑の日、期間限定でメニューに上がっていた鰻の押し寿司を注文、旨旨\(^O^)/

    ソロイスツVol.231

    もちろん、平野景子御用達、鶏カラも注文( ̄∇ ̄)
    演奏会本番も含めて、本当に楽しい1日でした。

    さあ、明日は始発のリムジンバスで大阪へ。
    寝る時間ほぼ無いな。゜(゜´Д`゜)゜。


    <本日のおまけ>

    ソロイスツVol.231

    今日は最寄り駅に車を放置していたので、帰りはちょっと楽ちん(^o^)
    景子ちゃんをお送り、、、目的は、、、いえ、お送りするのが目的ですよ、でもね、ついでと言うものがある訳です、世の中には。ついでなので、きーちゃんにも会ってきました。シャオランと違って抱っこOK\(^O^)/肩に乗せたら怖がったのか背中に爪を立てられました。いてててて。着ていたTシャツに爪の後がしっかり記録されていました(ノД`)




     

    〜〜〜〜〜 お知らせ 〜〜〜〜〜





     

     

    <<クライス・フルート・ソロイスツ公演>>


    Vol.232「ヴィルトゥオーゾ・フルートII」
    ◆日 時:2019.9/15
    2:30p.m.開演(2:00p.m.開場)
    ◆会 場:スペースDo(JR新大久保駅・大久保駅下車徒歩5分)
         TEL.03-3361-2211
    ◆入場料:一般¥2,500− 高校生以下¥1,500−
        (未就学児の入場はご遠慮下さい)
    フライヤー両面拡大画像(デザインはReikoさん
    ◆出 演:Fl.上坂 学平野 景子双木 千鶴 Pf.近藤 盟子
    ◆お話し:大竹 亮
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    ◆Mobile

     Vol.232QR

    ◆プログラム:Webサイト

     ・コレット:コンチェルト・コミック ハ長調「マルゴトン」Op.8-3(3Fl+Pf)
     ・アンデルセン:軍隊風アレグロ ホ長調 Op.48(2Fl+Pf、上坂、双木)

     

    −−−Tea Time(ワイン、ジュースのサービスがあります)−−− 


     ・ドップラー:2FlとPfのためのソナタ Op.25(2Fl+Pf、上坂、平野)
           (3楽章は有名なアンダンテとロンド)
     ・ドロステ=ヒュルスホフ:3FlとOrchのための協奏交響曲 ニ長調(3Fl+Pf)


    ソロイスツVol.230-232フライヤー
     

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    <<2019フルートクライス・サマーキャンプVol.38>>


    ◆開催日時:2019.8月16日(金)〜8月19日(月) 3泊4日
    ◆講  師:フルート・上坂 学平野 景子 ピアノ・近藤 盟子
    ◆会  場:プチホテル・ゾンタック

    ◆詳  細:こちらをご覧下さい

    ◆プロムナードコンサート・プログラム
     (後日公開します)
    ◆Mobile
     キャンプVol.38QR

     


    初日16日(金)のプロムナードコンサート、18日(日)の参加者による発表会は入場料無料でどなたでもお聞き頂けます。どうぞお気軽にお越し下さい。



    サマーキャンプVol.38ロゴ
     

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    <キャンプの特徴>

    ・期間中2人の講師で併せて6回のレッスンを受講出来ます。

    ・キャリア(どんな初心者でも、上級者でも)を問いません。
     それぞれのキャリアに合った受講曲の選曲を致します。

    ・初めての方も、お一人の方も気軽に参加頂けます。
     今年もお一人で初めての方も参加予定です。
     女性で初めてでお一人での参加もあります。

    ・2種類のアンサンブル(ピアノ伴奏有りと無し)にチャレンジ!
     2人の講師でのレッスンを受講出来ます。

    ・ムラマツ技術者による無料調整会を実施します。

    ・ムラマツ主要モデルを自由に試奏(ラインナップは以下の通り)
     共通仕様:インラインリング、H足部管、Eメカニズム付き
     (モデルの詳細はこちらから)
     −SR-PTPモデル(総銀製プラチナメッキ、トーンホール半田付け)
     −総9K-SRモデル(トーンホール半田付け)
     −14Kモデル(メカニズム9K製、トーンホール引き上げ)
     −14K-SRモデル(メカニズム銀製、トーンホール半田付け)
     −18K-SRモデル(メカニズム9K製トーンホール半田付け)


    その他たくさんのお楽しみ(^o^)
    どうぞお気軽にエントリー下さい

     




     

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    <<フルートクライス関西・大阪レッスン>>


    ◆フルートの神髄に触れよう!
    フルートクライス・上坂 学 プライベートレッスン in 大阪 Vol.55
    ◆2019年7月28日
    (日)
     KOKOPLAZA音楽練習室(新大阪駅東口より徒歩5分)
    ◆Vol.54の様子
     こちらからご覧下さい。
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