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[クライス・フルート・ソロイスツ] Vol.227「横取りクラシック・Vol.2」へ向けてどうやって練習しているかというと〜その1

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    【クライス・フルート・ソロイスツ公演】

     

     

    Vol.227「横取りクラシック・II」
    ◆日 時:2019.2/24()7:00p.m.開演(6:30p.m.開場)

    ◆会 場:スペースDo(JR新大久保駅・大久保駅下車徒歩5分)
         TEL.03-3361-2211
    ◆入場料:一般¥2,500− 高校生以下¥1,500−
        (未就学児の入場はご遠慮下さい)
    フライヤー両面拡大画像(デザインはReikoさん
    ◆出 演:Fl.上坂 学平野 景子 Pf.近藤 盟子
    Facebook

    ◆Mobile

     227QR

    ◆プログラム:Webサイト
     J.S.バッハ:2Flのための協奏曲 ニ短調 BWV1043(2Fl+Pf、原曲2Vln) 
     グリーグ:ソナタ第1番 ヘ長調 Op.8(Fl+Pf、平野、原曲Vln)

     

    −−−Tea Time(ワイン、ジュースのサービスがあります)−−− 


     ブラームス:ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2(Fl+Pf、上坂、原曲:Cla) 
     ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」より、第1楽章
            (Pf solo、近藤、原曲:管弦楽) 
     モシュコフスキー:組曲 Op.71(2Fl+Pf、原曲2Vln)


    モスコフスキー

    クラシックとブラジル音楽の夕べVol.4も無事に終え、お次はメインのソロイスツです。ソロイスツは私のライフワークとも言うべき音楽活動で、地道ではありますがフルートの可能性や楽しさを追求して楽しみを皆さんと分かち合い、ある時は新しい曲の発掘や啓蒙をお届けする演奏会です。

    クラシックの演奏家の仕事は「再現の芸術」であり「再現の継承」でもあります。その中で楽器奏者としての可能性を広げることも大切な仕事でしょう。新しい奏法を見つけることも大切ですが、私は他の楽器のための素晴らしい作品にフルートの魅力を詰め込み、フルートの可能性を拡大して行く作業が大好きです。他の楽器の作品を演奏することは300年以上前のバロック時代から成されてきたことで全く新しさはありませんが、300年前よりも現在の楽器は比べものにならないくらい発達し高性能化しており(価値観によって様々な意見もあります)、その可能性も飛躍的に広がっています。

    フルートで他の楽器を演奏する例として近年(と言っても何十年も前から、フルートの歴史からは近年という意味)はフランクのヴァイオリンソナタ、最近ではブラームスのクラリネット為の作品等をフルートで演奏する事が人気です。そんな中、当日はブラームスのクラリネットソナタも演奏しますが、ヴァイオリンからの作品としてグリーグのソナタ(平野さん演奏)と、プログラム最後のモシュコフスキーの2本のヴァイオリンの為の組曲もとても楽しみです。

    モシュコフスキーは1854年8月23日ポーランド生まれの作曲家です。ピアニストや指揮者としても活躍した人でヴァイオリンも演奏しました。ヨーロッパ狭しと演奏活動を続け名声は頂点に達しましたが、無理がたたったのか手を痛めてしまい作曲や指揮活動に専念する様になります。晩年は様々な災難にあい貧困に苦しみ、見かねた弟子達が手助けをしますが、手助けとして集めたお金が届く前に胃癌で1925年3月4日パリで亡くなったそうです。70歳でした。


    ヴァイオリンの為の作品をフルートで演奏する時の難問は3つ、広い音域、重音、超高速のスタッカートです。ピッツィカートのような弦を指で弾く奏法は音色の問題なので対処のしようがありますが、単旋律楽器のフルートで同時に2つ以上の音を単音と同等のクオリティで演奏する事は不可能です。そこで、重音の効果によって何を求めているか等々のアナリーゼが重要になってくるわけです。単に装飾を付けた様に2つの音を吹くのは短絡的すぎます。時には単音の方がフルートでの演奏で最も良い効果を得られることもありますし、特に低音などの出せない音も単純にオクターブ上げるのでは無く、その音の流れで表現上の何を目的としているのかを解明し適切なアレンジを施します。

    モスコフスキー

    ナニコレ?ティアラの装飾?のような綺麗な譜面は弦楽器十八番のパターンですね。弦楽器の作品では必ずと言って良いほど出てくるパッセージです。これもその効果を十分研究し、フルートで再現するにはどうしたら良いかを探していきます。2nd.を演奏する平野さんの音色、音量、キャラクターによっても最適なアレンジが違ってきます。初めての合わせ練習は明後日ですが、それまではいくつかのパターンを試して練習していきます。

    メンデルスゾーン

    余談ですが、フルートは凄い技術を持っている奏者が多く、他の管楽器の作品はもちろん、ヴァイオリン協奏曲やピアノの作品までフルートで演奏したりします。上記の譜面は有名なメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲第1楽章のカデンツァに続くパッセージですが、この曲も例外なくたくさんのフルート奏者が演奏しています。2/2の高速のテンポの中ヴァイオリンの弓は4本の弦の上を滑る様に自在に飛び回るのですが、それと同等のテンポでフルートで演奏するのはかなりの無理があります。それをどうアレンジするかは興味が尽きません。モシュコフスキーも同じなのです。



     

    〜〜〜〜〜 お知らせ 〜〜〜〜〜





     

     

    【クライス・フルート・ソロイスツ公演】


     

     

    Vol.227「横取りクラシック・II」
    ◆日 時:2019.2/24()7:00p.m.開演(6:30p.m.開場)

    ◆会 場:スペースDo(JR新大久保駅・大久保駅下車徒歩5分)
         TEL.03-3361-2211
    ◆入場料:一般¥2,500− 高校生以下¥1,500−
        (未就学児の入場はご遠慮下さい)
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    ◆出 演:Fl.上坂 学平野 景子 Pf.近藤 盟子
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    ◆プログラム:Webサイト
     J.S.バッハ:2Flのための協奏曲 ニ短調 BWV1043(2Fl+Pf、原曲2Vln) 
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     ブラームス:ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2(Fl+Pf、上坂、原曲:Cla) 
     ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」より、第1楽章(Pf solo、近藤、原曲:管弦楽) 
     モシュコフスキー:組曲 Op.71(2Fl+Pf、原曲2Vln


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    ◆フルートの神髄に触れよう!
    フルートクライス・上坂 学 プライベートレッスン in 大阪 Vol.53
    ◆2019年3月23日(土)

     KOKOPLAZA音楽練習室(新大阪駅東口より徒歩5分)
    ◆Vol.52の様子
     こちらからご覧下さい。
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